この項では「等加速度運動」について学んでいきます!
等加速度運動の公式は覚えているのに、

  • どの状況でどの公式を使うかわからない、、、
  • なかなか正解できない、、、

などの悩みがあるかもしれません。
ここに書いてあることを実践すると、このような悩みを解決することができます。
一緒に頑張りましょう!

物理において大切なこと

物理において大切なことは「まず定義を覚える」ことです。
定義を覚えると公式は当たり前になります。
例えば

速度:単位時間あたりの変位
これを覚えていると速度の式 v = Δx/Δt = x2-x1/t2-t1 
は当たり前になります。

同様に

加速度:単位時間あたりの速度の変化
加速度の式は a = Δv/Δt = v2-v1/t2-t1
となります。

等加速度運の式

等加速度運動の公式

①v =v0 +at

②x = v0t + 1/2at^2

③v^2 -v0^2 = 2ax

等加速度運動の公式のでき方

では、この公式はどのようにできたのでしょうか

「物理は万人が認めないといけない」と考え、デカルトは座標軸を用いたら万人が理解できると考えた。
そこからニュートンが座標軸を用いて上の①、②、③の式を作ったのです!

すなわち、公式の成り立ちに基づいて問題を解くときも座標軸を書くようにすると解きやすくなります!

公式の作り方は以下の座標軸を利用して作ることが可能です

等加速度運動の問題を解くときのpoint

一直線上の等加速度運動では、公式を導く過程である面積を利用せよ!
*一直線上の時はv-tグラフと面積を利用して容易に解くことが可能です。

一直線上ではない時はv-tグラフを諦め、等加速度運動の式で解くようにしましょう!
*その際に座標軸を書いて解くことが大切です。

等加速度運動練習問題

ここからはv-tグラフの書き方の練習をしてみましょう

〈問題〉

〈解答〉